株式会社アスカが大切にしていることは
依頼され続ける関係づくり。

私が一番大切にしていることは、お客様から「リピートされる事」です。
つまり一回の仕事で終わるのではなく、その仕事で信頼され、次もその次も引き続きご依頼をいただくのが理想だと考えています。
営業活動する中で「仕事をください」と頭を下げてまわっても、一朝一夕に仕事が得られるわけではないのが現実です。ただ、地道にコツコツと年数を重ねていけば、信頼を積み上げ、お客様との関係を深めることが出来ます。

１回限りの依頼と、ずっと依頼される仕事。その決定的な違いとは？

私の会社で全ての社員に意識させているのは、現場に対して“慎重な対応すること”です。
具体的には、お客様が何を希望しているのか察して提案するということ。相手側から依頼を受けた  仕事だからと言って、こちらの都合で話を進めるのではなく、お客様が真に望んでいることを汲み取れる様に対応するべきと考え実践しています。
仕事を受ける私達にとっても、仕事を依頼してくださるお客様側にとっても、「お宅にお願いして良かった。またお願いします！」という言葉が自然と出てくる様な物を協力して作り上げられるというのは、非常にやりがいを感じる瞬間ですね。
とにかく、徹底的にお客様の考えを汲み取って、クライアントファーストで希望や要望に最大限応えるというのを継続してきました。

“労力を惜しまない”

継続して仕事を頂ける様になる上で、大切だと考えているのは、“労力を惜しまない”事ですね。
具体的に例をあげると、現地調査をする際は当然ながら現地に直接行って、時間をかけてチェックしていきます。
今の時代、グーグルアース等の便利なツールで、現地調査をないがしろにするところもあるというのを耳にします。

しかし、その現場に行かないと分からないものがあったりするんです。

いくら便利な世の中になっても、昔のやり方から変えない方が良い部分はあって、慎重に、丁寧に、労力を惜しまずにという部分は大事に考えています。しっかりと現場を見て、しっかりと把握して、その上でお客様の希望や要望をしっかりと聞いて、困っていることが解決できる様に提案するというのが大事になりますね。社員には、「対する相手の気持ちになって、しっかりと考えて、人間としてむきあう」というのは常に口にしています。

私の会社では、ゼロから人を育てていくことにこだわりがあるんです。

３０年以上会社を経営しているアスカの社員は、全くの素人から成長した社員で構成されています。何度でも同じことを伝え続けているから「相手を想い、考える」というのが、もうこれはアスカの   コンセプトになっていますね。

株式会社アスカが常に意識している大切なこと、そして目指す先。

他社ではやっていない事を意識して、新しい事には常に挑戦しています。同じことを継続していく中で、改善点を見つけて、より改善された仕組みを作っていくことは会社や社員個人の成長にも繋がります。
そして、業務としても新しい事への挑戦という意識が無ければ、いつしか技術やアイデアは衰えるし、巡ってお客様のデメリットにも繋がってしまうと考えています。今後のビジョンとしては、       社外の取引業者さんとも更に提携を深めて、幅広く次元の違うステージを目指したいという希望があります。

基礎工事の事であれば、アスカにお任せて頂ければ、ワンストップで全て出来ますよと認知されていきたいですね。杭工事は当然ながら、土工事や土留め工事、生コン作業など、基礎工事における全ての工程がトータルで完璧に実行できるプロフェッショナルな組織として、基礎の総合商社を目指したいと考えています。

30年以上の経験にもとづく蓄積した土地のデータ、経験、対応力を駆使して、施工経験のある65種類以上の工法を周知させていきたいです。

常に進化することが発展につながる

現状、具体的な活動として、アスカのホームページやパンフレット制作に力をいれている状況です。何が出来るかを対外的にアピールするためです。進化や挑戦という部分では、他にも社員への教育機会を設ける様にしていて、新しい工法への研修や試験などを通じて従業員のスキルアップを積極的に促しています。

アスカが目指すのは、基礎工事のプロフェッショナルであり、トップオブトップ。

どんな業界であっても、初心を忘れずに挑戦を継続できる会社が、生き残れるんだと私は思っています。目指すところは、ゴールがなくてひたむきに１歩１歩進んで追及し続けることになってきます。自社、同業他社など、同じ業界で鎬を削って成長する中で、シェアしていく部分もあった方が業界全体が成長できると私は思っています。各社各々に長けている部分があるので、それを上手に繋げていければ、お客様にとって大きな恩恵があるのではないかと思っています。この様な考えは、可能性が広がるはず…という推測ではなくて、実際に可能性が広がった実感が経験上あり、実際に大手企業も商社として多くを繋げてきたという歴史が示していますよね。

名古屋を本社におき、東京営業所を中心に活動を広げている。

今は、名古屋に本社を置き、東京にも営業所はありますが、必要があれば営業所を各地に展開していくことも視野にいれています。ただ、時代にあわせた展開の仕方があるとも考え、オンラインで便利に会議が行えたり、実際に人と会う必要性があったり、そのあたりを見定めて判断するべきかとも考えています。営業所を増やす事と、営業するエリアが大きくなることが、必ずしも一致するわけじゃない時代になったという認識です。

実際に、名古屋と東京の社員同士で、MAXHUB SYSTEMを利用し、オンライン会議を行い、随時コミュニケーションを図っています。一昔前とは違う方法で時間を有意義にできています。昔ながらのやり方を継続する一方で、新しいことも取り入れて、その時代にあわせた方法を今後も柔軟に試していこうと考えています。

今後もお客様へ提供できる価値を高めます。

これまでと変わらず日々新しいことへ挑戦します。私たちの成長はお客様との関係に「信頼」を築きます。そしてその信頼関係が続く時間の中にこそ、人生の悦びがあると考えています。今後とも株式会社アスカをよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。

株式会社アスカ  代表取締役会長　宮沢 一郎